カテゴリ:都市と町家( 3 )

これって、伏見の名水!?/京都・伏見の両替町で

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学生さんが設計した町家ができたというので
完成見学会にでかけました。
久しぶりに、伏見の町を歩きましたが、
何やら、工事現場から、ものすごい水量が
道路に流れています。
なんだろ〜??と思い、のぞいてみると、
井戸の揚水作業でした。
おそらく、京町家の中庭に井戸があったのでしょう。
新築するために井戸を埋め立てる準備をしていたわけです。
この水は、酒造りの町。伏見の名水では??
またひとつ、町家が姿を消していきました。
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by ryo_tosaka | 2006-03-26 15:21 | 都市と町家

京町家に暮らすということ

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京町家―スローライフに学ぶ生活術
淡交社編集局 / 淡交社
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先日、京都の京町家・長江家住宅のご主人から、御宅の新しい掲載誌と、京都市の文化財の資料をご送付いただきました。


長江さんとは、『やっぱり和風が好き/パッチワーク通信社刊』という季刊誌の夏のしつらえ特集で、エッセイを書かせていただいた折、取材に伺って以来、お客様に京町家を案内させていただいたり、何かと御世話になっています。
春には、光栄にも、解説パンフレットのデザインと編集をご依頼いただき、現在もご利用いただいているようです。こちらのお宅は、現存する京町家のなかでも特に美しく、そのシンプルでかつ大胆な空間構成には、当代きっての名工の技が活きています。
礼儀正しく、優しく、粋な、長江家の方々を映しているようでもあります。本来、町家は、基本の空間配置があって、そこに、それぞれの暮らしや趣向が反映されるものなのです。
この豊かな空間は、生粋の京の町衆に守られてきたのです。
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by ryo_tosaka | 2005-11-13 16:01 | 都市と町家

京都を離れて考える町家

私は京都に生まれ育ちました。それだけで特別のイメージを持ってくれますので、おかげさまでどこへ行っても、善くも悪くも「京女(きょうおんな)」というブランドがついてきます。その恩恵にどっぷりつかって生きてきたわけです。そんな私も、比叡山を越えて今では近江女。
ちょっと客観的に町家というものを考えてみたいと思います。

最近、「おうち」が「町家」と呼ばれて話題になっていますが、町家はもともと住宅というよりは、独自の祭礼や環境、暮らしと密接に関わり、ひとつの生活道具として発達した、共同生活に必要な都市機能そのものであったようです。人間の知覚や感覚と、その人の存在している空間というものは、深い結びつきがあると考えられています。そういった観点で「町家」を考えてみると、「人」と「町家」はお互いに影響し合って、今日まで発展し続けてきたことが何となく想像できますよね。

このように、京都を中心に発展し、気象条件、伝統にちなんで各地特有の町家形式ができあがったのです。
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by ryo_tosaka | 2005-11-09 22:39 | 都市と町家